令和3年度関西六大学秋季リーグ戦


9月8日(水)より秋季リーグ戦が開幕予定です。

試合速報は当部公式Twitterで行います。


令和3年度関西六大学春季リーグ戦


 

第1戦 令和3年3月18日(木) わかさスタジアム京都

 

関大 010 000 000  1 

立命  020 020 00X  4 

奥田(8回)・卜部(1回)-吉村

 

 立命館は、先制点を許すも、その裏に逆転。中盤にもタイムリーで追加点を奪い、その

リードを投手陣が守り、関大に4-1で快勝。リーグ初戦を勝利で飾ることができた。

リーグ戦初出場の先発 奥田は、2回表に一死二三塁から内野ゴロで1点を先制されたが3回表から6回表までは安定した投球。7回表と8回表は連打を浴びピンチを招くも、相手の走塁ミスにも助けられ1失点に抑え、9回表は卜部が無失点に抑えた。

攻撃面では、2回裏に連続四球とボークで無死二三塁とし、7番 鈴木の内野安打と

8番 小田の内野ゴロで2点を奪い逆転し、5回裏には、無死二三塁から2番 小笠原の2点タイムリーで貴重な追加点をあげた。

 

第2戦 令和3年3月19日(金) わかさスタジアム京都

 

立命 000 000 000 0 

関大  000 210 00X 3 

中村拓-吉村

中村拓-吉村

立命館は、リーグ戦初先発の相手左腕の好投に屈し、関大に0-3で完封負け。リーグ戦1勝1敗となった。

 先発、中村拓は、8回を投げて自責点1の好投を見せたが、3回裏にサード小田のエラーをきっかけに、送りバントと犠牲フライで先制され、二死無走者となった後もヒットと盗塁とショート落合のエラーで追加点を許した。4回裏には、二死から8番 諸木にタイムリー二塁打を許し3点目を奪われた。

 攻撃面では、1回表の無死二塁のチャンスに後続が凡退し、5回表の二死一二塁では9番 大沢のライト前ヒットで二塁走者が本塁タッチアウト、8回表の一死一二塁では1番 中村滉がセカンドゴロ併殺に倒れ、最後まで関大 山下を打ち崩すことができなかった。

 

第3戦 令和3年3月25日(木) わかさスタジアム京都

 

神戸 000 13  4  

立命  410 72X 14 

奥田ー吉村

 

 立命館は、初回の集中打と神戸投手陣の制球難で試合を有利に進め、14-4の5回

コールド勝ちでリーグ戦2勝1敗とした。

先発 奥田は、大量点に守られ安定した投球を見せていたが、4・5回表に内野ゴロの併殺を奪えなかったことから計4点を奪われた。

攻撃面では、1回裏の4連打や犠牲フライ等で4点を先制した他、4・5回裏には、

12四死球等で計9点が転がり込んだ。楽な試合展開であった一方で盗塁死が3つという課題が残る試合だった。

第4戦 令和3年3月26日(金) わかさスタジアム京都

 

立命 000 202 002 6 

神戸 002 003 010 6 

中村拓(51/3)・卜部(22/3)・池田(1回)-吉村

 

 立命館は、相手の先制、逆転、追加点の6点が全て内野手の5失策によるもので重苦しい試合展開になったが、最終回に何とか引き分けに持ち込み、神戸に6-6でリーグ戦

2勝1敗1分とした。

この試合、3回裏の大沢のセカンドゴロや6回裏の鈴木のショートゴロといった併殺できたケースでエラーをするなど、大事な場面で内野手が投手陣の足を引っ張った。

打線は、4・6回表にはタイムリーで得点を奪う勝負強さを見せ、最終回も無死二三塁から9番 大沢、続く代打の落合も凡退して後がない場面で2番 山本の2点タイムリーで同点に追いつき、取りこぼしのできない試合を落とさずに済んだ。

 

第5戦 令和3年4月1日(木) わかさスタジアム京都

 

立命 000 000 000 00 0 

関学 000 000 000 00 0 

奥田-吉村

 

両校の投手陣が互いに一歩も譲らない投球で延長11回00の引き分けでリーグ戦2勝1敗2分とした。

  先発 奥田は、11回を被安打7、与四球1、失点0の申し分のない投球内容だった。

 打線は、関学先発の上村に6回まで内野安打の1本のみに完璧に抑えられたものの、9回表の一死二三塁や11回表の一死満塁のチャンスを拙攻で得点できず、好投の奥田を最後まで援護できなかった。 

 

第6戦 令和3年4月2日(金) わかさスタジアム京都

 

関学 000 001 110 3  

立命  000 110 000 2  

卜部(8回)・中村拓(1回)-吉村

 

  立命館は、前半の2点のリードを守り切れず関学に2-3の逆転負けを喫し、リーグ戦2勝2敗2分とした。

 先発  卜部は、6回までを1失点に抑える好投を見せたが、7回表に2度の併殺のチャンスを逸したことからタイムリーで同点にされ、8回表の逆転につながった。またもや内野手の脆弱さが露呈した試合となった。

  打線では、4回二死二塁からの4番 小笠原のタイムリー三塁打で先制する場面があったが、4・5回表以外は関学の先発 水とリリーフ 池端の前に沈黙した。

 

  第3節6試合を消化して上関関同立上位4チームの成績は

関 学 5勝0敗1分  勝ち点 11

  同志社 5勝1敗    勝ち点 10

  立命館 2勝2敗2分  勝ち点  6

  関 西 3勝3敗    勝ち点  6

第7戦 令和3年4月7日(水) 大阪シティ信用金庫スタジアム

 

大阪 300 002 000  5 

立命 600 011 00X  8 

奥田(6回)・中村拓(2回)・池田(1)-吉村

 

立命館は、初回に3点を先制されるも、その裏に6点を奪い逆転。中盤には2点差まで詰め寄られるが、継投で逃げ切り大阪に8-5で勝利し、リーグ戦3勝2敗2分とした。

先発 奥田は、1回表に一死後、2番 多田にストレートの四球を出してから崩れ出し、レフト中村滉のエラーも重なって3点を献上。その後立ち直りを見せたが、6回表に自らのエラーでピンチを招き2点を奪われこの回で降板。7・8回表は中村拓、9回表は池田が無失点に抑えた。

打線は、1回裏に5本のヒット等で6点を奪い、5回裏には8番 小田、6回裏には3番 山本のタイムリーで得点を重ねた。

 

第8戦 令和3年4月8日(木)大阪シティ信用金庫スタジアム

 

立命 020 000 100  3 

大阪 000 020 000  2

卜部(41/3)・中村拓(42/3)-吉村

 

立命館は、2点を先行したが中盤にエラーで追いつかれる。その後リリーフが無失点に抑え、終盤には代打が決勝タイムリーで応え、大阪に32で今リーグ初の連勝。リーグ戦4勝2敗2分とした。

先発 卜部は4回を無難に無失点に抑えていたが、5回表にはセカンド大沢の2つのエラー等で同点に追いつかれ降板。その後一死一二塁からリリーフした中村拓が後続を断ち、6回以降も無失点に抑える好投を見せた。

打線は、2回表に一死から4本の単打と犠牲フライで2点を先制するまでは良かったが、その後6回まで大阪の先発 岡本から追加点を奪えなかった。しかし、7回表には一死二塁から代打 石黒のタイムリーで決勝点をあげた。

 

第9戦 令和3年4月26日(月) 鳴尾浜臨海公園野球場

 

立命 200 100 010 4 

同大 000 002 020 4 

奥田(52/3)・卜部(11/3)・中村拓(2)吉村

 

立命館は、3点を先行したが、中盤に1点差に詰め寄られ、終盤に同点に追いつかれ同志社に4-4で引き分け、リーグ戦4勝2敗3分とした。同志社は、最終戦を待たずに5季ぶり54度目の優勝、関西選手権出場を果たした。

先発 奥田は5回を無失点に抑える好投を見せたが、6回裏の一死無走者からショート今野のエラーでリズムが狂い2点を奪われ、その後リリーフした卜部も8回裏にセンター山本のエラーと吉村のパスボールで2点を失った。

攻撃面では、1回表に二死から5番 吉村、6番 笠井の連続タイムリーで2点を先制し、4回表に吉村の本塁打で試合を有利に進め、8回表にも一死満塁から何とか1点をもぎ取ったが逃げ切ることができなかった。

  この試合結果により、最終戦に勝利すれば二位と関西トーナメント進出が決定する。

第10戦 令和3年4月30日(金) 高島市新旭球場

 

同大 100 101 0   3 

立命 500 007 X  12 

奥田(1回)・卜部(4回)・中村拓(2回)-吉村

 

関西トーナメント(例年なら四位まで出場権が与えられるが今年は新型コロナウイルス感染症の影響で試合会場の確保が困難であることから二位まで)進出を賭けて臨んだ一戦は、先制されたものの相手投手陣の乱調と拙攻に助けられ、同志社に7回コールド

12-3で快勝。リーグ戦5勝2敗3分とし、関西トーナメント進出が決定した。

先発 奥田は、1回表無死二塁からのバント処理時のケガの影響でこの回で降板。その後に登板した卜部は2回から6回表まで毎回複数安打の計11安打を浴び、6回表に無死満塁とされたところで降板。その後リリーフした中村拓が1点に抑えたが、7回を3失点に抑えたというよりは相手打線の拙攻に助けられた。

攻撃面では、相手投手の制球難から1回表に5点を奪い逆転したが、2・5回裏は先頭打者が出塁してもその後二塁にも進めることができず追加点を奪えなかった。6回裏にようやく一死二塁から1番 山内のタイムリー三塁打や二死から3番 米田のタイムリー等で計7点を奪い試合を決めた。

 

(順 位)

優 勝  同志社  7勝2敗1分  勝ち点 15  関西選手権進出

  準優勝  立命館  5勝2敗3分  勝ち点 13  関西トーナメント進出

  三 位  関 西  6勝4敗    勝ち点 12

  四 位  関 学  5勝4敗1分  勝ち点 11

五 位  神 戸  2勝7敗1分  勝ち点  5

六 位  大 阪  2勝8敗    勝ち点  4

 

(個人賞)

敢闘賞 中村拓海  新人賞 奥田優太郎 打撃十傑 (8位)米田以心0.333

 

関西地区大学予選トーナメント

準々決勝 令和3年5月22日(土) 伊丹スポーツセンター野球場

先端 000 010 030 4  

立命  000 000 000 0  

奥田(72/3)・中村拓(1回)-吉村

 

 

 立命館は、前半の好機から先制点を奪えず、中盤のバッテリーエラーと終盤の外野手の

エラーで自滅。京滋六大学リーグ優勝チームの京都先端科学大に0-4の完封負け。5年

ぶりの全国大会出場の夢はまたしても途絶えた。

 先発 奥田は、4回表まで無失点に抑えていたが、5回表に二死から捕逸とワイルドピッチで先制点を奪われ、8回表には二死無走者からライト笠井とレフト山内のエラー等で

3点を献上。好投する奥田の足を引っ張った。

 

 

 

 打線は、3回裏の無死満塁のチャンスに2番 山本が内野ゴロ、3番 米田と4番 小笠原が連続三振で先制できなかったことが最後まで響き、4回から8回までの5イニングをパーフェクトに抑えられ、相手先発の毛利を最後まで捕らえられなかった。